福岡県の筑陽学園。
昨年の九州大会を制し明治神宮大会においてもベスト4まで駒を進め、今春の選抜への初出場を決めました。
その原動力は3人の投手陣の活躍であることは紛れもないことですが、
今回はその中でもエースナンバー「1」を背負った、西雄大投手にスポットをあててみました。
西雄大のプロフィール
第49回明治神宮野球大会 4日目
筑陽学園vs札幌大谷筑陽学園 #1 西くん#高校野球 #神宮大会 #明治神宮野球大会 #筑陽学園 #西雄大 pic.twitter.com/pStZe0nsp9
— akira⚾ (@akr__da) 2018年11月18日
名前:西 雄大(にし ゆうだい)
生年月日:2001年9月30日
出身地:福岡県久留米市
身長:177cm
体重:77kg
久留米市田主丸町の出身で、小1の時から野球を始めてその頃から投手をやっていました。
性格は負けず嫌いで、その気持ちの強さから筑陽の先発を任されています。
そして「2人があとに控えているから思いっきり投げられる」という仲間を信頼する気持ちも持ち合わせています。
身長177cm、体重75kgと決して体格に恵まれているわけではありません。
しかし、秋の大会後ウェイトトレーニングや筋トレで一回り大きくなっているようです。
西雄大の出身中学・これまでの成績は?
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西雄大投手の出身中学は久留米市立田主丸中学校。
久留米ベースボールクラブ(GO AHEAD)という少年軟式野球のチームに所属していました。
そのチームでも投手をしていましたが、どういう成績だったかは残念ながらわかりません。
しかし昨年チームは全国大会まで出場していることから、かなりの強豪だったことがうかがえますね。
また、中学時代の西投手の練習を見に来ていた江口監督がそのピッチングを褒められたそう。
そのことがきっかけで、筑陽学園への進学を決めました。
高校に入ってからは、1年のときから控えでベンチ入りすることもありました。
そして、2018年の秋の大会からはエースとして活躍し、先発を任されることが増えてきています。
西雄大のピッチングはここに注目!
【筑陽学園】
11/10 (土) 準々決勝
筑陽学園10-1桐蔭学園11/12 (月) 準決勝
筑陽学園2-5札幌大谷#1 西 雄大 (久留米ベースボールクラブ) pic.twitter.com/PMR3IYciJJ
— TANO (@teikyo_narasino) 2018年11月13日
ピッチングスタイルは基本的に打たせて取るタイプです。
ストレートはMAX135kmで得意の変化球は縦に落ちるスライダーとチェンジアップ。
それだけではどこにでもいる平均的なピッチャーで、バッタバッタと三振を取ることはありません。
しかし、ピンチにも動じないメンタルの強さがあり、球のキレと低めへの制球力でゲームを作っています。
それが、江口監督の信頼を得ているところなんでしょうね。
ただ、時々コントロールが乱れるところもあります。
明治神宮大会でもあの強打の桐蔭学院を3回まで無失点に抑える好投を見せたのですが、4回突然ボールが先行し四球を出したところで交代。
次の札幌大谷戦では初回から乱れて失点、それが響いて負けています。
とはいえ、2018年秋から体重も増え球威も増したようですし、コントロールの乱れを修正することができていくのではないでしょうか。
常に6〜7回までゲームを作ることができれば、選抜でもチームの勝率も上がるに違いありません。
夏の大会も楽しみなピッチャーです。
西雄大のドラフト・スカウト評価は?
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今はまだプロのスカウトの御眼鏡に適う存在ではないかもしれません。
しかし、夏の大会までに大化けし活躍できれば、育成でのドラフトも期待できるでしょう。
ただ西雄大投手本人は大学進学を考えているようです。
そのため、大学・社会人で力をつけてからドラフト上位でのプロ入りも視野に入れているのかもしれませんね。